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歯科医院の扉を一歩入るとそこは薄暗い洞窟のようで、むき出しの岩壁には鉄の燭台に蝋燭の炎が揺れ、甲高い金属音と絶叫がこだましていた。床は、何か黒っぽい液体で所々湿っている。獣の脂が燃える厭なにおい。受付にはヨーゼフ・メンゲレのポートレート。これが私の心象風景で、実際には無論そんなわきゃないのであります。緑を混ぜたベージュ色の壁がざらざらしていて、何となく洞窟っぽいのは確かなんだけど、待合室も落ち着いていて明るい雰囲気です。けれど緊張感で痛みがわからなくなってしまった。困った。何と伝えればいいんだろう。
歯科はわりあい日常の範疇にあるものの、それでいて日常を越える体験をもたらします。それは苦痛を伴う治療の儀式です。西洋医学と機械工学の解釈を経ても、そこには呪術の暗号が残っている。人は患者というペルソナを与えられ、死と再生の通 過儀礼を受けねばならない。仮面を付けたシャーマンのように医師は顔を覆っている。視界をふさがれ、照明が当てられる。椅子は棺であり、繭でもある。我々はもっとも敏感な、隠された部分を晒す。それは食物の取り入れ口であり、言葉を発する穴でもあるのだ。導師の助手は詠唱を続け、患者の魂が暗い深淵に落ちぬ よう導き続ける。
すばらしいですね。保健の効くプレイとしては最高度のものです。ビバ歯医者。
ところで、虫歯じゃなかったですよ。その可能性もまだ残ってますが、知覚過敏と過剰な圧力による痛みだったらしいです。「なんか堅いもの食べましたか」「はい。グラノラを一週間食べ続けました」うそです。本当は二週間で、しかも30回はグラノラを食べてました。口が筋肉痛になるほど食べました。私は左上の一番奥が欠損しているため、残った歯が過剰労働になったらしいです。被せ物をちっと削ってかみ合わせを直し、知覚過敏の薬を塗ってもらいました。何か変な痛み方だとは思ったんだよなあ。
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歯の表面はツルッと硬くて痛みを感じるようなものには見えないのに、実は、特に中の方が生(なま)なんだ。だから歯が痛いというより歯の中身が痛いという気がする。歯の髄が痛い。冷たいものがしみる時は、歯の髄から顎を通 してこめかみに至るまでがこむらがえりのように強く緊張する。つまりものすごく痛い。頭蓋骨と筋肉の間にある齟齬が切なさを発生させる。私もまた生ものであった。
これは虫歯じゃなくて、放って置いても治る別の何かかもしれない。今日だけが奇妙な日で、明日になれば何事もなくなっているかもしれない。諦め悪くそう思ってもう3日目だし、炎症の雰囲気は地味ながら1日あたり5%増で強まっているしで。10日で50%、闇金も裸足で逃げ出す高金利ですよ。こういうものは最初から返済できないように作ってあるんです。そして、取って付けたような関西弁で脅迫電話が職場にまでかかってくるんだ。
早く明日になって歯医者に行きたい。
But I fear tomorrow, I'll be crying
Yes I fear tomorrow, I'll be crying...
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きのう歯が痛くて目が覚めました。あれ?って感じですよ。前の晩寝るまでは何ともなかったのに。起きてしばらくしすると痛みが減じたのでしめしめと思っていたところ、ごはんを食べる時温かいものも冷たいものもけっこう来ることが発覚。ホンモノだと思います。ニセモノだったらよかったのに。気の迷いだったら、何かの間違いだったらよかったのに。去年お世話になった歯医者の診察券を掘り出してみると、最後の治療日が3月25日になっていた。そんなにキッチリ来なくていいだろ、虫歯よ。
というわけで水曜日が楽しい歯医者の日になりました。
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私が(しつこいようだが)ミミズ程度の腹筋を形作っていたまさにその時、同じ大地の上で肉体改造に励むもう一人の人物がいた。その名は、曙太郎。2ヶ月半前の曙は腹筋0回、腕立て0回、私と同じ。それが今や腹筋500回、腕立て1,000回に!そして体重は255kg→215kgに!ウエストは168cmy→157cmに!すごいよ親方と言いたいところだけど、だいたいがもう親方じゃないし体重やウエストの変化はあまりに大きい話でワカラン。で、私はどうなったかというと腹筋や腕立ては「そのころよりは出来る」としか言えない。つまり、1回以上ちゅうことだよ。
本日は久米宏ニュースステーションの最後の日。ここ何日か高名な芸能人が相次いであの世へと旅立つさみしい出国ラッシュが続いたゆえ、これまたさみしいのは勘弁だと思い最後まで見ませんでした。いや、久米さんは死んだわけじゃない。もう番組に出ないだけだ。昔日の映像を流せば40代の久米は、腹が減っているかの態度でガツガツ喋り、けれん味の中に野心みたいな物が脂っぽくギラついているのでした。そう見えました。それを現在の久米がくさしている。何となく生前葬みたい。
番組の最後はどんなんだったんだろう。なにか変なことをしたんじゃないのかなぁ。例えば、久米が大爆発。爆発の一瞬前映像がめちゃくちゃチャチい人形に差し変わった気がするけど、見なかったことに。もしくは久米が巨大化、そしてマクー空間に。で大爆発。または「ありがとうございました。さようなら」の言葉と共に宇宙が収縮を始める。大爆発。夕焼け。余韻に浸る間も無く新しいヒーローと番組が予告される。来週も見てね、と。
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そうなんですよ。王国の東京移転計画でもめているんですよ。王国とはムツゴロウ王国であります。移転先は東京のあきる野市というところです。反対派の「本州にエキノコックス侵入を許した元凶がムツゴロウ王国ということにならぬ よう」とか「子ども達に未来はない」など破壊力抜群のヴァイブに視界が一瞬ぶれる思いです。
近所に来たら厭なものとは?ムツ王国、葬祭場、高層マンション、オオム道場。ムツは疫病、マンションは日照権、オオムは夜中のマントラが心配。違う?ムツは牧場で働くアウトサイダー、マンションは傍若無人な住人、オオムは犯罪予備軍が心配。これもありですか?まとまった数のよそ者が来ると心配。思わず悪いシミュレーションもしてしまうんだろうなあ。
上に挙げたものの中で住人がいないのは葬祭場だけです。しかし私はかつて葬祭場建設予定地の近くで、ありとあらゆる激しい文言を見ました。「我々の町を死の町にするな!」「そっちは悲しくても、こっちは迷惑だ!」「黒い服でウロウロされたら薄気味悪い!」。でかい字で看板が出てるんですよ。しかも葬祭場だけでなく、葬祭場の客まで標的になっている。ちょっと独特な感じでした。よそ者が住むわけではない。けれど、よそ者が俺らの町に穢れを運んでくる。さう云うことなんでしょうか。これは怖かったです、その看板群が。
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「ありがとう長さん」の見出しと共に、NHKに流れるババンババンバンバン。それ自体がとてもさみしい。こんなこと、いかりやが死んだ時しかありえない。確かにそうなんです。
弾劾問題で韓国国会が荒れた。けれど荒れるといえば台湾国会に比肩するものはなく、衝撃映像100連発!のような穴埋め番組では当然100もない衝撃映像を台湾国会でふくらませる常套手段。困った時の台湾国会であります。台湾で政治の長は総統、フューラーであり、そのフューラーを選ぶ選挙が先頃あったのでしたが、僅差で現職の陳水扁氏が勝ったため対立候補の連戦氏は収まらない。支持者も熱くなって連日連夜の狼藉であると報道されております。
こうして毎日流れる陳水扁氏の中国語が既にペキパチ先生に聞こえており、自分の中国人に対するイメージのあまりのナイーブさに洟が出るほどがっかりしたことであります。
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夜のニュースで「ハマスの指導者 殺害」と出て驚き。アーメド・ヤシン師を初めて(それと知って)テレビで見た時は、かすれた声と泡のようにムクムクのおひげがセキセイインコみたいだと思いました。失礼ながら。テロ組織の指導者のようには見えないんだけど、堅気のようにも見えない。そして白いフードを被って車いすに乗っているんです。そんなご老体をミサイル攻撃ですよ。ご老体も何も、ハマスだってんですかね。
私もあの辺りに生まれていたら、家族か友人の誰かが無価値なもののように爆破されたり撃ち殺されたりして、思わず軍隊に入ってヘルメットにBorn to Killと書いたり、爆弾を巻いてビデオカメラに声明を読み上げたかもしれないし、諸外国の良識や同情や皮肉に満ちた連中からやいやい言われる気がして毎日激怒しているかもしれないし、諸外国の良識や同情や皮肉なんて何の助けにもならないと煮えくりかえっていたかもしれない。そんなこんなも一通 り、想像なのですよ。現地のリアルはわからない。
現地にいなけりゃ何も言っちゃいかんわけでないという微かな希望を頼りに申しますれば、やっぱり、なにもかもえげつなさすぎないか。なにもかもって、本当は何がえげつないんだ。政治なのか。個人なのか。それもこれも、なにもかもなのか。
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本日一日背中に厭な汗をかきながらミミズほどの腹筋を収縮させ、短く吠え、血圧が下がって半ば昏倒し、こんなことなら俺だって、せっかく苦労して選んだ大統領なのにーー!!と身をよじりながら青瓦台の前で泣きてえよと思う、それらすべての原因であった大問題がついさっき解決したっぽいです。valignか!valignっていうのがあるんだ。今さら誰にも聞けないことが多すぎるです。
開花宣言の出た途端、東京は寒くなって雪さえ微妙にちらつく気配。花見にも行けず、買ってきた小鯛のうろこを剥ぐ深夜の台所であります。桜色のうろこが飛び散り、鯛の肌にあった虹が失せてしまいました。
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あったかくなると膝の違和感が和らぎます。高校生の頃力が有り余っていた私は、学校の廊下で猛ダッシュ、ふざけて階段から飛び降りました。と言っても4段ぐらいだと思いますけど。ところが着地の瞬間、未知の衝撃と不快感が膝に突き上げてきたのだよ。痛くなかったので放っておきましたが、加齢と共に違和感の出現頻度が高まってきたのでございます。てきめんなのは咄嗟に走ると、右足最初の一歩でピキっと痛みが走って歩くのさえおっくうになる。 何だか、もうすぐ死ぬ生き物みたいな文面だな。
このままではそう遠くない未来に更なる困難は確実。インタネット上には様々な膝の強化運動が指導されており、腿の肉を鍛えよとあるので、ものは試しとヒンズースクワットを1〜2日置きに2ヶ月続けてみましたよ。すると、もも肉がマルマルしてきた。 面白くなり腿の裏側も鍛錬した。腹筋運動も何故か加えてみた。すると、糸のようだった腹筋がミミズ程度に回復した。おいおい膝はどうなったんだよ。一瞬走ってみた!痛くならない。けれどそのあとやっぱり違和感があり、当分は走らないことに決定。
3日続けて「腹筋」と書いたので、自主的に5ヤード罰退することとします。
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ジャクソン会(違)の小野会長ですが、だんだんおどろおどろしい報道になってまいりました。
一方19時ぐらいからイエスの方舟(はこぶね)っぽい会見がありませんでしたか。このマラソン選考会に関する緊急報道体制を見ては、日本国民マラソン好きという設定を改めて思い出したり。泣かせるねぇ、と浪花節を聴かせる小出監督を見れば母に捧げるポエムを突如読み上げたときのハマコーを思い出したり。これがレスリングの話なら、アニマル浜口が「バガヤロー、これが人生だ」と京子を怒鳴りつける場面 だと思ったりで、全く私の脳は類似データ検索機能に致命的な欠陥があるとしか、言いようもございません。
イエスの方舟はねえだろと自らたしなめつつ、そこにアウトオブ社会な小集団はないんだけど、競技者は何をぶん投げてでも競技に打ち込むことがあろうし、濃密な人間関係も出来ようし、彼らがちっとは日常から浮いて見えたにしても致し方ない。キュウちゃんの腹筋は割れまくっていた。ボディビルダーみたいに筋の上には皮一枚で、高木ブーと違って備蓄燃料のかけらもない。バーム飲んでる場合じゃないんですよ。燃やす体脂肪がねえよ。ごはん食べなきゃ負けちゃうわけだよ。その、たった一度の失敗でこんなことになろうとはなぁ。
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極めて落ち着きのない感じでまたページの見た目を変えてみました。字が大きくなっただけで何だか最低じゃないかこの日誌は?このあずきバーみたいな色はどういうことだ?小さい文字の部分が異様に小さいが何のつもりだ?俺様の閲覧機でちょうど良くない感じに文字がガタガタになったが個人攻撃か?おいニヤニヤするな。などがございましたらご一報ください。全ての御意見を容れられるわけではないですが、ミミズのような腹筋を収縮させつつがんばります。
スミヤバザルは残念だった。しかし朝青龍にはまだ土俵にいてほしい。戦いたければサップの方が入門してこいと言ってみたい。言ってみたいだけ。
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おいしいものを食べると脳に幸せ汁であり、幸せに色々な形があるようにおいしさもまた様々であります。後ろにkcalと付けばこれは魔法の数字で、時には人に取り憑いて祟るんですから振り払うことも大事です。甘い乳脂肪と真っちろな砂糖に精製された小麦粉。苺色のソースが流れ出すケーキは生きたままの天使を解体するがごとき罪の味わい。悪魔になるべきです。
昨夜の「どっちの料理ショー」に出たハニートーストは負けて当然の激しさであり、 膨大な熱量源で覆われたその姿はまるでMOX燃料。どっちの料理ショーは全ての店が閉まった時間帯に始まっては、うわっこれ噛みたい今すぐ!などと実現不能な欲望に人を駆り立てます。
欲望と狂気そして不幸せ。罪と悪魔、人間のしかばね。さう云う話題が尽きません。スペインでえらいテロがあったんすよね。 槍玉に挙げられたETA(非合法軍団。悪口を共有する仲間同士のグループ)が自ら出てきて「俺たちじゃない」と会見するのも変な展開。BSの海外ニュースを見てると時々ETAの話題があって、小さく定期的にテロをやってるみたい。こんなデカい騒ぎはキャパ外かもしれません。
そして、アラビヤ語の犯行声明が。妄想。信仰のためなんつって、イデヨロギーのためにしでかしてるんだよ。神のためでなく組織のためだよ。泥棒鉄と同じで、電気もガスも止められたアジトで起きたまま夢を見っぱなしだ。ぢごくに落ちるといいんだよ。「じ」ごくより遙かにキツイからな。
うひー爆破しないで(両手を挙げながら逃走)。
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家の近くでも会社の近くでも。一日一人以上は外国人を見ます。それとわかる外国人もあるし、わからない場合もあるだろう。私はボヤッとしているので「なまってるおばさんたちだなぁ」と思っていて突然それが韓国語だと気づいたりします。こないだも駅のホームで、なまったおっさんたちが延々と喋っていた。おっさんと、妻らしき女性とその子ども。この三人は多分ワンセットです。そしてもう一人のおっさん。顔は極東の顔なのに、気づけば中国語でも韓国語でもない、聞いたこともない言語であったのです。しかし、よく見れば子どもの顔がめっちゃ朝青龍。
先日オオム特番を見ていて、ドラマとドキュメンタリー半々のやつ、林郁夫のあれを見ていたんです。林郁夫というのはかつて日本有数の心臓外科医と謳われながら、オオムに出家して地下鉄にサリンを散布した人物であります。我に返って林は自分のした事を激しく悔い、取調室で慟哭する。せめて遺族にお詫びの手紙を書きたい。すると刑事がこう言うんです、先生がたとえ心から謝っても遺族には届かないよ。一生届かないよ。先生のした事は、そういうことだよ。
罪だ罰だを哲学に任せれば数多あり、それらを越えてあらゆる人に適用できるルールを文書にしてあるのです。法が裁いてなお余りあるものはどうしたらいいか。宗教、哲学を失った林のような人は自分なりに考えるしかないが、責めを負っているという立場からそれを堅く立てることは出来ない。あらゆる他者に揺さぶられ続ける。罪が過去の出来事に依っている限り、それは取り返しがつかない。何か、大変です。本日は酒鬼薔薇が出てきました。彼の人生はこれからずいぶん長いのです。取り返しのつかないことに揺さぶられ続ける、それはきっと恐ろしい事でしょう。
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そんなことより、ゆうべニュースの見出しで「長嶋茂雄氏、風邪で入院」と見た折りは、風邪でニュースかさすが神だな!と軽く流していましたけど、そのあと「脳卒中の疑い」に文字が変わってドキドキ、している自分にもビックリ、そして奇妙な気分になり混乱が生じるのであります。私はミスターが好きだったのか?嫌いではなかったが特別 な存在でもないはずだった。
でも、ミスターは社会の共同幻想なのだった。天からの贈り物。永遠に時代と共にあり、全ての上に君臨し、全てを知り、全てを見守り、幸福と勝利をもたらし、俗にあって共に生きる超俗の人、聖なる禅問答、森の神、霊的皇帝なのだった。大事件があればミスターにコメントを求める。スキャンダルがあればミスターに訊く。CMでは空を飛ぶ。お国のために戦う選手を選ぶ。今、日本国の守護神はミスターであります。
そんな与太は措くにしても結局私は恐ろしい。ミスターがいつかこの世から消えてしまうことが。ミスターがいつか元気でなくなってしまうことが。スポーツ偉い人伝説長嶋茂雄スペシャルが思い出番組になってしまうことが。父と一茂の二重構造がなくなってしまうことが。それは想像するだに恐怖するほど、…さみしいのだった。
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思うところあって百貨店の食品売り場をうろつき、小さな餃子とマンゴープリンをけちくさく買ってきたのでしたよ。思うところも何も、時には玄人の作ったものを噛みたい。自炊ばっかりだ。新宿ならI丹はニギニギ、その近くのM越はガラガラ、同じデパの地下でも店によりまするが、I丹のようにはやっている食品売り場は一種異様な活気に満ちていて、なかなかの見物であります。照明はまっちろいほど明るく、居並ぶ総菜や菓子は激しいコントラストと彩 度で輝いていて。耳には呼び声、鼻にはニオイであり、五感への強い負荷が狂気に駆り立てずにはおきません。人がぎっしり瓢湖のハクチョウみたいです。皆、素早く歩き回りながら盛んに経済活動しているのであります。
そして本日は全国的にひな祭りであるため、ひな菓子ひなソングの横溢でダルになるおまけ付き。短調なメロデーの例の曲は何番だかこんな歌詞だった。
着物を着替えて 帯締めて
今日はわたしの晴れ姿
着物に着替えるんじゃない。着物はデフォなんだが、ひな祭りだからいい着物に着替えるんだ。桃の花が散る縁側から、薄暗い奥の間の人形が見えてる。晴れ着に紅までさした女の子はなんだか不格好で、本日の主人公であるにもかかわらず、回りにほめそやす家の人もいない。それを見計らって彼女はこっそりひな壇に近寄ると、息を詰めて内裏様の刀を抜く。ナフタリンと古い家のにおい。赤い毛氈。柱時計。人形の息遣い。怖いよ怖いよ。軒先には干し大根もブラーン。
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鳥インフルの猛威と業者の怠慢からいろんな人が大激怒だ。しかし我が心中疫病や食物不安に取って代わっているのは捨て鳥問題であったり、殺処分に対する感慨であったりして、なんともヌルい脳の働きなのであります。愛玩鶏も発症したというんで「学校のチャボを処分したいんですが」「飼ってる鶏を処分したいんですが!」という問い合わせは各機関に引きも切らず、早まった人が箱に鶏を詰め、また脚を縛るなどして放置。ひでぇじゃねえかよ!
一方鶏舎ちゅうものをテレビで眺むるにピヨピヨから半歩前進ぐらいのあれが若鶏かと、私はあれ食ってんのかと。舞い飛ぶ羽毛とコッコというくぐもった鳴き声。私も賢治描くよだかのように泣きながら鶏肉をほおばるべきなのかと。私めには可哀相が時と場合によるらしく、チャボは可哀相でブロイラーはおいしそうなのであります。矛盾を捨て置くのも健康法でありますが、疫病で殺処分される食用動物の映像を見る時、そんな矛盾が細胞壁から滲出してくるような心地。
ところで、文豪と称されるトルストイは狩りが好きであったけれど、のちに精進潔斎して虫も殺さないジャイナ教徒みたいな暮らしになった。肉を好む客人が来た折り、彼は生きた雛鶏を食卓にくくると、傍らに包丁を置いてご自分でお料理なさいとやったそうな。それで客人は鶏を放して、皆で野菜を食したと、菜食主義者が好んで話す逸話の一つであります。文豪、洒落てると。鶏に限っても誰かがしめてくれるから食べるということはあるな。けれどさう云う産業がなかったら自分でしめてでも食べているかも。それとは別 に愛玩鳥類を飼っているかも。牛や豚となると、自分では無理だな。村祭りでもないとな。何の話をしてるんだ。
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15:00過ぎになるとテレビ画面は、誰もいないところにマイクが突っ立っている映像に変わった。周囲があわただしくなり「死刑!死刑!」の叫び声が重なって聞こえてきます。やがて記者が3人も続けて現れると、松本ちづお被告に死刑判決が出たことや法定内の様子などを伝えるのでした。初公判からこれでもはしょって、7年10月。次は高裁に行くみたいです。
「修行するぞ〜修行するぞ修行するぞ修行するぞ徹底的にハードに修行するぞ」
「例えばここにだよ、Aさんという人がいたと」
ポア、ハルマゲドン、マインドコントロール。第七サティアンには化学プラント。この第七という響きが何となく忘れられない。あるライターは上九一色に群れ建つサティアンを見て、窓が無いと云うのであります。あの中にいる信者は、目を閉じた頭蓋の中にいるのだと。瞑想の世界であり、遮断された、密閉された、闇の空間なのであると。
今や何もなくなった上九一色の草原にはひとかたまりの色つきコードが落ちていて、レポーターはそれを手にヘッドギヤのコードですね、などと伝えるのでありました。
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日誌を書かずにおりましたが、最近の状態としては総じて自分の飼育に熱心でした。弁当闘争に勝利するため、ものすごい勢いで台所に立っております。あんまり勝てていません。そして、ここ一ヶ月で除脂肪体重が2kgぐらい増えました。 デイエットしてるのではないです。熱量は落とさず生活強度てやつを上げてるんです。気づけば肉がペナペナだ。
江戸時代の絵などで火山の噴火とか、災害にあって人々が逃げている、 さう云う場面では皆両手を挙げて駆けているというんですね。奇妙な走り方であると。 当時まともに走ることが出来るのは飛脚とか忍者とか一部の特殊な専門家だけであったと聞きましたよ。ほんたうかね。緊急事態なら脚の動きが早くなるものの、一般の人はフォームとしての走りを知らないから、手はどうしたらいいかわかんなくなって上へ挙げてんだと。現代でも似たことがあると思うのは、私は長年走らない生活をしてきて遂に走り方を忘れました。
走らない代わりに早足で歩く生活だったと思うのであります。医師などが走ると脚によろしくないから速歩しなさい、ウオーキングせいと云いますね。それはそれとして、改めて見ると周りの人みんな早足なんです。新宿駅みたいなところでは、恐ろしい勢いで四方八方から人が速歩で飛んでくる。緊急時以外の歩行速度が凄く速い、そんな人たちにとってはウオーキングが向いているかもしれない等と考えつつ散歩していたら道に迷いそうになっており、明らかにウオーキング中とおぼしき年輩の婦人がどうやら同方向に向かっているので付いていったところ速いのなんの、まるで距離が縮まらない。釈迦かと思った。
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鍋が逝きました。鍋が死ぬときはどんなものか、ご存じでありますか。ほうろうびきの鍋でした。10年の間煮炊きをして参ったのです。そして今朝穴が空き、水が弧 を描いて空中に放出されたのでありました。さようなら鍋。考えてみれば鍋とは、暖かい食べ物を供給してくれる永遠の親鳥であった。鍋の出現により人類の食生活は劇的に変わった。鍋の中には糧と快楽が、食事と歓びがあるという伝説。私はそれを失ってしまったのでした。昼に出社しがてら、商店街ではまともな鍋を売る店が休みだ。あやしい100円の雪平鍋を購入するのでした。
私は平日に休みが来ること多くあり、本日は通常の出勤であります。このごろはやることが増えました。他の部署の社員たちは何もなければ、土日に休むのが普通 です。平日どうなるかというと、私に用が無くとも他の社員にはある。そういうわけで休日出勤も増えました。会社は正当の範囲内で私にそれを命じる権利があるのです。雇用契約とはそういうものかも、たぶん。人肉市場で一山いくらのバラ肉に成った気がするドナドナもあるけれど、買ってくれるだけ良いと云う声もあるだらうか。今時分「特技はありませんが、私の時間を買いませんか」と呼ばわってみても、結局マッチを擦り幻覚に慰みを得つつ逝くしかない。そんなちめたいさわり心地がいっぱいです。せちがらいじゃありませんか。
弊社は小さいから誰でもいつでも何でもする。それはそれなりに面 白く、船のクルーであることを自覚するというより、この船団で一隻任されている気分もある。バリチューンは自分次第。ロシヤ領海に突撃だ。蟹を採るぜ。などと勇ましい妄想をたしなめつつ深夜の家路につく頃、強風に煽られ続けた街路には樹脂のゴミが散って、まるで急に荒んでしまったかのようなのでした。新しい鍋で何か煮よう。何かあったかいものを。
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日テレで月曜22:00から始まるドラマ「乱歩R」。ご存じ江戸川乱歩の小説を元に、現代を舞台にお送りするサスペンス。第三話「暗黒星」をウツカリ見はぐったことに意気消沈した私はその次の回も消沈の勢いで飛ばした。そして今夜が第五話。話は「白髪鬼」で主演は柳葉敏郎であります。さあどうだ。どうなんだ。土の中から現れる柳葉敏郎だ。髪は、白髪…じゃなくて金髪だ!ジョニーさんが「これでいいよね」と言ったら誰も逆らえないんだ(妄想)!最初の殺人!柳葉の髪は、染めたという設定で黒くなっている!なんか違う!その時激しい雨が降った!ダラダラと流れ落ちる洗髪料が、黒い滝のように柳葉の顔面 を流れ落ちる!墨汁かよ!!
エクスクラメーションが多すぎです。そして仙骨が軋むようなすわりの悪さ。それもそのはず何故か私は、かつて見た土曜ワイド劇場の「白髪鬼」それもマニヤックな方にはインチキと云はれる西郷輝彦主演の江戸川乱歩シリーズ、その白髪鬼と延々比べながらドラマを検討していたのだった。こんな墓の出方じゃない、こんな白髪じゃない、脳天割ったら臼歯飛ぶのか。そんなドラマの見方は間違っている。そうでしょう。面 白いわけもない!これは「柳葉敏郎の金髪鬼」というドラマなんだ。あまりの恐怖に一晩で髪が金色になった柳葉敏郎が、脆弱な染料で髪を染めたため激しい雨で黒い滝のように流れ落ちたりしながら、まさしく鬼のような形相で殺人を繰り返していく、そういう狂った話なんだ。それでいい。こうして私は後半部分を結構楽しく鑑賞したのであります。
それにしても私にとっての乱歩とは決して江戸川乱歩なのではなく、土曜ワイド劇場であり、しかも夕暮れの予感を孕んだ憂鬱な午後三時の再放送であり、それを見ている鍵っ子児童の私であり、天知茂であり、西郷輝彦であり、北大路欣也であり、白を始めとする非日常的な色のスーツであり、変装であり下がってくる天井であり赤い液体を流すマネキンであり、盲獣なのだった。しようがねぇ。正直乱歩の小説それ自体は、少ししか読んだことがないのです。その中にとても好きなものもあります、「人でなしの恋」というやつ。死ぬ まで忘れられないのです、などと凡庸な語彙を撒きつつ。
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NHKのイスラエル番組を横見して思い出す、以前BSで約束ってドキュメント映画を見たんですよ。子どもばっかり出てくるイスラエルパレスチナ辺の話で。ミニチュア大人社会としての子どもらが沢山出てきた。みんな雄弁で、巻物を繰りながらイスラエル建国の根拠を解説する子あり(これはユダヤ)。人差し指を立てながらイスラエル政府を糾弾する子あり(これはアラブ)。どっちもちっちゃい子で、政治的な事柄には手慣れた感じで大人の語彙を使うのであります。
異常な日常生活とハードな分断がある。子どもの世界まで政治的。政治抜きで、もし両者を会わせてみたら?選ばれた双子のユダヤ人兄弟はアラブ人に同情的で、興味も持っている。一方パレスチナキャンプで暮らす少年はユダヤ人の子になんか会いたくないと言う。仲間の女の子が「子ども同士会ってみるべき」と強硬に主張して、渋々OKしました。双子の両親も渋々OKを出したので、ついに彼らはキャンプを訪問。対面 して照れくさそうな子どもら。キャンプの壁には落書きが沢山あるんです。「何て書いてあるの」『大地の渇きは血にて癒されるべし HAMAS』。
子どもらは忽ち仲良くなり、ものすごい勢いで遊び始めました。夢のようなひとときがあり、彼らはさんざん笑いました。家に入ってオヤツを食べながら、しかしアラブ人の少年が突然泣く。「君たち(ユダヤ人の兄弟)が僕のことを忘れる日が来る」。そんなようなことを言ったと思います。何年か経って監督が再び彼らをたずねると、もう子どもとは呼べない、少年と青年の端境ぐらいに育っていました。「生活が忙しくなったし、世界のことを考えてばかりもいられないんだ」ユダヤ人の兄弟は困ったように言います。あの日泣いたアラブの少年は、キャンプ暮らしの閉塞感で虚ろな目になっていました。
そんな話です。小さな瞬間の友情は甘露の味がした。けれど消えた。それは希望だ。だが何も解決しない。個々の努力ではどうしようもない。為政者同士でも埒があかない。世界が口出ししてもどうにもならない。世界が認めた国が原因だからだ。事実として成立してしまったのに今さら過去を取り除けない。ああああ。そういえば映画の題名「約束」は何の約束だったんだろう。いつか果 たされるんだろうか、それとも忘れられてしまうのか。
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まずこちらを読んで下さいと言いたいところだけど、長いので省略版を。
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「オーバークロッカーズ・コム」に目を疑うような改造レポートが掲載された。レポートを書いたのはハンドル「アンディー」氏。氏はクリスマスプレゼントとしてデュアル・プロセッサ型のMac G5をプレゼントされたが、欲しかったのはウインドーズ搭載機であったため、3,000ドルもするG5の中身を空にして、安物のウインドーズPCの中身と取り替えたというのだ。
マック・コミュニティーの反応は素早く、激烈だった。
アンディー氏によると、電子メールの受信箱が1,300通以上のメールであっという間に満杯になった。
「おまえのPCが爆発して、おまえの顔に生涯悲惨な傷跡が残るよう祈っている」
「今回の所業により、おまえが永久に地獄の火に焼かれることは間違いない」
「あんたが目の前にいたら、グロック(拳銃)で顔面に、テフロン・コーティングした弾丸をお見舞いしてやる」
睾丸を縛られて吊され、火あぶりにされればいいというメッセージもあった。
オーバークロッカーズ・コムの運営者はこう述べている。
「全く信じられなかった。こんなに激しくて感情的な反応は見たことがない。これは、マックユーザーのマシンとの関わり方が普通
とは違うということを示しているのだと思う」
アンディー氏は騒ぎになった後で、新品のG5を解体したのは冗談だったという釈明を書き送った。
「マックユーザーは全くイカれている。コンピューターのような物に対して、不自然な形で感情的に結びついている人がいる。なかには、私が彼らの両親やペットを惨殺したかのような反応を示す者もいた」
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マックコミュニティー怖いよ。
しかしこの一件でアンディーとやらも考え直したに違いない。「カルト社会に関わるときは慎重になれ」。
「コンピューターのような物」という感覚しか持たない人物にとって、おもしろ半分の解体が実際に惨殺を意味するなどは思いもよらないことだろう。きみのコンピューターは通
電されれば勃起する、奴隷とも呼ばれないただの道具かもしれない。ただの道具にさえいとおしい気持ちを持てないきみは、美しい機械と暮らす歓びに満ちた我々の世界を乱したからといって、冗談でしたと済ませられると考えているんだね。あれは嘘だったと後から言ったところで、たちの悪い死体陵辱ショーをきみが企て、嬉々として発表したことには変わりがないんだ。きみの言い訳は機種依存文字のようだよ。『その(月)』って何だい。不自然なクエスチョンマークは省略単位
かい。また想像力で補えというわけだ。おい、俺の目を見ろ。我々はいつでもおまえを見てるぞ。おまえが今日何を食べたか、どんな失敗をしたか、パンツの色まで知っている。いつのまにかおまえと関わり、首筋に触れることさえできる。明日は満月だな。けれど月夜ばかりではない。空が暗くなったら、怯えて道をたどるがいい。
つうことなんですかねぇ。ドウドウ。あうあう。
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デイスカバリーチャンネルでアルコールの科学なる番組を見る。 年齢性別も様々な被験者たちがホテルのバーに放たれた。ここで好きなように飲んで、あとは看護士付きでホテルにお泊まりという素晴らしさ。でも実験なんです。アルコールがもたらす行動の変化を見るというような趣旨で、カメラとマイクが逐一を追い、 別室で医者が監視。各人のペースをチェックし、1時間毎に血中アルコール濃度を測り、運動能力テストを行う。血中濃度は誰でも飲んだ分だけ上がっていく。そして皆、実験だということを忘れていく。 ケンカ、ナンパ、思わぬ打ち明け話、そして下呂、全て記録され放送される。はづかしや。むしろ「あるバーのドキュメンタリー」という趣さえあります。
本来的には科学番組なのでアルコールの作用とは?的訓話もありました。中枢神経の働きを抑制するちゅうんですね。それによって抑えが効かなくなってくる。ブレーキが緩くなるから、行動が開放的というか大胆になりがちなんだと。そして脳にある快楽中枢を刺激し、心地よさをもたらすと。なるほどですね。興味深い話としては、女は何故か胃でアルコールの代謝を殆ど行わずストレートに肝臓に回すとか、 酒を飲んでのち24時間は体内で男性ホルモンの分泌が抑制されるとか。毎日飲んだらずっと抑制されっぱなし、女ならいいけど男はどうなるかというと、体が女性化するんだよと医者が言う。ほんとかなぁ。
かわいそうな被験者たちは散々酔っぱらいの姿をカメラに撮られたあげく、最後に現れたオマワリ(本物)によって飲酒運転チェックを受け、全員不合格を言い渡されてホテルの部屋に帰っていきました。 看護士が巡回してみると、一人だけもぬけの殻。英国人の男が飲み足りず街に出ていたのだった。ビール17杯も飲んでたのにだよ。しかも、米国の巨大ジョッキで。白人らしいがっしりした体格の人だったけど、将来女性化するのかも。それにしても米国のグラスは何でもでっかかった、カクテルグラスなんて金魚鉢みたいだった。下戸が暮らすにはつらそうだ。
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スーパーボウルを再放送でいい加減に見たのであります。ハーフタイムショウで客がワシワシ芝の上に乗った。考えてみたら蹴球じゃないんだし、芝が多少寝たってかまわんのでしょう。フィールドの中央には大きなステージが設えられて、皆が好きなようなアーチストが数珠繋ぎで出てくるのです。再放送で編集してあるからか本当に空隙がない。いろんなタイミングのあれこれを、お祭り事だしやはり生で見ておけばよかったなどと考えます。そして再放送で編集してあるから気がつかなかったのです。思いもよりませんでした。ジャネットの胸乳(むなぢ)がもれたことなどは。
その件で中継局が平謝りの羽目に陥ったとかで、死体が写ったわけでもあるまいに何だと思えども、全米で視聴率40%超というお茶の間なプログラム。子どもも見ているのに何て事してくれたんだと抗議殺到ということです。そんな子どもらの中には、2004年の忘れ得ぬ スーパーボウルとして長く記憶する者もいるに違いありません。それはちょっと素敵かもしれない。胸乳それ自体は恥ずかしいものじゃないんだ。見ても心が汚れることはないんだぞ。一方ジャネットにとって予定外の出来事であったなら、それはかなり災難かもしれない。乳はその持ち主が望む時までは、しまっておかれるのがよろしいのです。
「その瞬間」はボカシが付いたニュース映像として流れています。明らかにもぎってるんだな、胸パッドを。共演したジャスティン某と称する男の歌手がですね。もぎってるんだ。胸パッドも取れるように出来てるんだよ。それを以てしてもわざとかどうかはわからんのよね。何にせよこの一件でショウの演出を手がけたMTVは、未来永劫スーパーボウルから閉め出されることになるとか、また政府の委員会が調査に乗り出すとか、まことにものものしい展開になったのでした。
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私の勤める部署では、席に着いたら居っぱなしで外に食事へ出るということがありません。めしは、出前を取ったり出勤時に何か買ってくるという手もありますけれど、私は専ら弁当をつかうのであります。この弁当がまずいのが非常に大きな問題で、まじめに考えようと思っています。それはともかくとして他部署の社員は外食によく出る。「牛くってくる」「牛しばいてくる」と内線で耳にしたものです。ご多分に漏れず吉野家がある、けれどしばくべき牛がもう…無いんだ。
「焼肉屋さかい」は「焼?屋さかい」になる覚悟で鶏・豚・魚介を主力商品にすることを悲壮に決意したといいます。焼『?』屋とは何か、鶏や豚だって肉なのに。オオジーだってビーフなのに。オオジーたるくらいなら『?』たれなのか。豚丼なのか。皆、牛をしばきたいんじゃないのか。牛を取るか味を取るか、客離れへの心配や新メニューへのキッチン設備対応投資などなど、もろもろを考慮の末はじかれるオオジービーフって何なのか。
しかもここへ来て鶏の疫病ですよ。焼き鳥丼の吉野家がまず血祭りに。思へば悲し昨日まで、景気悪しき時代の少年ジャンプとして吉野家の友情・努力・勝利の物語をテレビで見たりしたわけですが、洟が出るほど報われないじゃありませんか。新たな輸出元として「俺たちに任せろ!」と云わんばかりのブラジル産鶏肉は、近所でも売っているのを見かけます。どうも結びつかない鶏肉とブラジルという単語類。スーパーの棚を改めて眺むるに、小紋甲イカ・オマーン産。真ダコ・モロッコ産。そして鶏肉ブラジル産。これがどうして意外な国から来ておるんですよね。
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佐藤隊長。微妙な役割にはいい人顔を、なのか。
古賀議員さん。大人になっても失敗したり怒られたりし続けることこそ人類発展の秘訣でありますが、大人だから怒られ慣れているとも言い切れず、大人なればこそ率直な言葉やら行動やらを発信しにくい場面 もあるとかなんとかいう都市伝説でございます。ミスと故意、ご説明と言い訳のチェンジリング。今さら転倒できない恐怖と意固地。けれど実際のところはもう転倒しているんですよ。痛い。痛いだろ。そこから逃れることばかりに夢中だ。架空の記憶の実在を探す感傷旅行は、ビールケース上の混乱と破綻の婚姻に帰結した。群衆シーンはカメラ回りっぱなし。劣化コピーが光とインクで増殖していく。そしてまた出来ない約束をしてしまう、歯車地獄。
ファインデングニモと云う映画を私は見ておりません。聞き及ぶに「くまのみ(熱帯魚)」の父が人間に攫われた息子を捜して旅する話であると。映画はヒット、くまのみに対する物欲が刺激されました。するとくまのみ泥棒が横行、海の中から磯巾着込み・岩込みでもぎられてるらしいですよ。あんまりですよ。くまのみ泥棒の枕元には今夜ニモの父(身長250cm)が立つよ。涙を流しながらお前さんをなぐるだろうよ。そして床が粉々に砕け、闇の底から磯巾着の触手が攫いに来るんだよ。それから永劫の間、触手の間をもがいてもがいて、浮いて沈んで過ごすのだよ。
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昨日のことでありますが、朝青龍が優勝しましたよ。優勝セレモニーでモンゴル国歌を流したい。「流したい」って何だ、その個人的な希望は。土のリングにモンゴル国歌が朗々と響き、朝青龍が左胸に手を当てている。カズみたいに。見たいです。見たくありませんか。そうですか。あとは強力なライバルが出ればなあ、実に勿体ないのであります。強すぎる人には強すぎるライバルが必要です。上がいないなんてこんなに詰まらないことはない。これさえ出てくれば忽ち世界は完璧になり、頂点に朝青龍を頂く金剛石の四角錐に変われるものを。
あいつは時々大人びて フゥッとため息つきながら
つまらねえやと言うことがある 黙って俺は見てるけど
わかる気もする 石破だもんな 石破 石破 いーしーばー
離陸する水色のC-130はセキセイインコに似ていた。
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さう云うわけなので地獄の戦士(ホントか?)としては体が資本であります。このいい方微妙に寂しいよ、体しか資本がないんだ。地獄の戦士はプロレタリアートである。何にせよ人間には毎日の給餌が不可欠でして、この点少しは観想したい。というわけでなぜかExcelに手動計算表をこしらえたのでした。一心上の都合で。一心じゃ太助だろ。
表には食物名と重量、カロリー・タンパク質・脂質・炭水化物を始めとして、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛の皆様方、区議会からはビタミンB1・B2・C・そして食物繊維(特別 顧問)などがお入れしてあります。直感的に選びました。食物名をわざわざ書き入れ重量 を入力した途端、私の苦労の結果として上記の栄養素含有量がはじき出され、いわんや一日の摂取合計量 が自動的に現出するという自動劇場なのです。これによって計量としての数字、結果 としての数字の動きを単純に眺めて楽しむことが出来るのですが、何の役に立つかはちょっと微妙です。存在としか呼べない純存在のようでもあります。
表を眺めていて何を発見したか。
1)大人としては恥ずかしいぐらい牛乳を飲んでいます
1)牛乳飲みすぎです
1)牛乳のせいでいろんなものがオーバーしています
1)あんたは牛乳をわざわざ配達してもらってるのに、その他に1リットルパックを買ってこないで下さい
つまり、牛乳です。
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去年よりもいい結果をぶんどってこい!と送り出された地獄の戦士が我々ですが、激しく吠えているわりには目が泳いでいる愛嬌。ハングリーかもしれない。本当の飢えは知らない。ジャングルは深く鳥の鳴き声にさえ胃が痛む。ああ、災いだ、災いだ。地に住むものは災いだ。ビタミンとカルシウム、ベータカロチンを損なうな。
指が触れるものはカネを産む生き物に変わる。その大部分は体液を出しながらいがんで死んでいる。宝探しの真実は宝を探すことではありません。宝はあるんです。そこまでの道筋を見つけることこそ、このゲームの醍醐味なんです。自己啓発本みたいな文面 じゃないか。
地図は洞察力によっていつでも手書きされねばならず、振りかざせば光が泥を塗った我々の顔を照らす。ジャングルの全てをカネを産む生き物に変えよう。我々はいつも他者によって評価される。数字に裁かれる。道のりは歩いたものだけが知っている。勝者に地獄、敗者には屈辱。勝ち続けないものは負けている。沼に埋まれば鋸で引かれる。氷に閉ざされ囓られ続ける。会話は「だけど」と「でも」で始まる。私にも誰かの指が触れたに違いない、カネを産んでいるらしい。そのあまりにも細々とした流れが不安だ。もっと明るくしよう、道が見えない。スカベンジャーが来る前に、新しい地図を書いて火を付けよう。まだ生きている。食わないでくれ。ああ下を見たらいけない、出来れば上も。前だけ見ていれば転ばないらしい。けれどこう、暗くては。
つまり、時には産業以外のことを楽しくやれってことっす。そういう話だったの?
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M・ジャクソン被告は罪状認否で無罪を主張したと云うことです。それはまぁそうだろうよ。裁判所の前にはファンが集結しサーカスのようだと揶揄されます。被告は立派な黒塗り車の屋根に飛び乗ると軽くステップそして投げキッスと面 目躍如。手なども振って。横にはビデオキャメラ、我が闘争のドキュメンタリーも鋭意制作中でありましょうか。そんなに張り切るとまた検事が腹を立てるんですよ。
大ぶりのサングラスをかけた被告の表情にはなにか違和感があり、よく見るとサングラスを含めた全てが仮面 なのです。いやそんなわけはない、やっぱりそれは彼の顔です。どうなんだ?例えば世間には痛いのが好きだったり、痛いを再定義してみるのが趣味の人たちもいる。被告は違うだろうけれど。一方こういうのもあります。手術台に似た寝台へくくりつけられて、皮膚をちょっと切られたりする。それから手当てしてもらって傷をくるんでもらい「手術は終わりました」という言葉を聞く。
被告が言われるとおり外科手術マニアだとしたら、それは傷を負って治癒するちゅう儀式なのかもしれないぞ。しかも美容整形なら治癒の結果 として何かが変わるわけでしょ、見た目にはっきりと。むろんこれは憶測です。と申しますかM・ジャクソンに憶測をたくましくする自分に萎え。ジャクソンは成る程ちょっとした怪物かもしれない、しかし怪物でいることを楽しめない。致命的な無頓着、なのに神経太くない。私だって怪物退治は好きじゃないですよ。ええ?ならその手に握ったフォークは何だよ。
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向井亜紀さんです。代理母から子がうまれ、この度引き取りに行ってきました。この話題微妙だな、そう感じる時は地下のマグマ溜まりを察知しています。生命とか本能とか高田の遺伝子とかいう事物について、我が存在の根本と捉えて再度観想・定義してみたらやはり熱くなると、いう向きもあろうかと想像します。大噴煙です。言語の標本大量 提出。私としましてはオギヤとうまれてもう服を着た赤ん坊を見るにつけ、人は欠落を補いながら完璧に近づいていくものなのか、全てはオプションなのかと、埒もなく考えたことであります。
そんな着衣でいっぱいの大人の皆さんを援助のため、ロシヤから太い輸送機が新千歳空港にやって来ました。自衛隊の荷物を積んでいるんですよ。いよいよ先遣隊が出発するわけですね。イラクの民はそれより仕事が欲しいんだと、それもそのはずでサマワの失業率は70%超らしいっすよ。失業率70%ちゅうのは最早不景気という話でなく社会崩壊ってそういうことかと、思う次第です。インフラの復興、社会システムの復興、治安の復興、いったい軍隊は何が得意なんだ?軍隊とはたぶん、そういうことじゃない。それにしても治安を良くするためにも米国主導でよいから、就職が何とかなりませんかね。どうしたら良いんだ。
ロシヤの太い輸送機はアントノフ124と云うんですと。タイヤがいっぱいで悪路に強い。飛行機の側面 には紺色でロゴが入っています。volga donepr と書いてあるみたい。たぐってみるとヴォルガ・ドニエプル航空という会社で、重い&でっかい荷物を運んでくれる商売らしい。こんな会社だぞ(電波訳)。わてくし軍事(だけじゃないだろ)に疎いもんで疑問発生ですけども、自衛隊にもC-130というそれなりに太いステキ輸送機があるじゃないですか。何で外注なんだろう。入らないのか、荷物。自分の荷物が運べる飛行機ないのかな。
アントノフにはこれの上に225という型もあって、それはそれはでかいんですよ。ソ連製スペースシャトル「ブラン」を背に乗せて運搬していました。ソ連崩壊後に放ったらかされて部品も抜かれ放題だったのを最近復元し、航空ショーで飛ばした映像をテレビで見たことがあります。白い機体に長大な翼が、6つのジェットエンジンでたわまんばかり。ゆるりゆるりと旋回する、あれは空飛ぶ一つの世界でした。その機にはムリヤーという名前が付いていて、ウクライナの言葉で「夢」だか。ほんとに夢のようでしたよ。飛行機は夢のように飛ぶけれど降りるところはいつも地上。何が待っているやら。
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米国大統領が新宇宙戦略を発表!「こんにち宇宙探査は、各分野に華々しき進歩をもたらせり。しかるに、冒険は我が国民の気性なり。我らなお宇宙に進まんと欲するところこれあり」とまあ、生放送には通 弁がないからよくわからないよ。
先づ宇宙計画の功績を挙げてから視点を未来に、2010年をめどに国際宇宙ステーションを完成したらスペースシャトルは退役、新宇宙船は2008年までに作り、2020年までに有人の月面 探査を再開しますと具体的な年代も出て参ります。月に基地を作るかもそっから火星に行くかも。かもレベルが示唆する未来もあります。モチベーションとなるのは人類の知識欲・開拓精神。一連の計画のためにはビリオンビリオンと予算が積み上げられました。会見場喚声(くわんせい)なくも拍手しばしば有り。
大統領はまた、今度は競争ではないから、各国手を取り合ってやりましょうと言ったらしかった。マニーの負担も分けたいところ。冷戦下の月への競争と違って大義もない。国民も冷たい。財政赤字、対テロ戦争、その他、どうしてくれるのかと。さうした声をともかく、発表を終えた大統領は愉快なミュージックに乗って帰ってしまいました。個人的感想としては夢の如き大計画をぶち上げたという感じでもなく、さりとて大変リアルだという感じもなく。そうは言っても実現したら楽しいなぁ。新しい宇宙船で月の基地に行くんだ。私がじゃないけど。
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北の方に暴力低気圧がやって来たという話で、そちら方面の塩梅やいかに。東京も寒いですよ。ここら辺の冬季平均気温は5度ぐらいですか、もう少しあるか。なので気温が1度という日には寒くて皆怒ります。マイナスに入るとかえってしおらしくなります。雪が降ると毎回懲りずに破滅するのは私です。世界の天気を斜め読みするに、ハバロフスク(ロシヤ)とモントリオール(カナダ)は凄かった。-25度とかだよ。もう大自然だな、それは。電気で暖房してらんない。世界は広い。
是々非々、文明だとも。「好きな夢を見られるかもしれないマシーン」が売り出されるというんですよ。使用法としては、先づ見たい夢の内容を表す写 真などをメカに取り付け、次いで「こんな夢を見たい」言語メッセージを自ら録音。見入ることしばし聴くことしばし。すると脳にイメージが蓄積。あとは眠るだけという素晴らしいこのシステムは、まるで二昔前に流行った睡眠学習枕じゃございませんかね。ムーにだけ広告でも良かったんじゃないのか。とは申せこういうテクノロジーの暴走はどちらかというと歓迎です。
文明と申しますと日本時間の明日、ブッチュ大統領から米国の新宇宙政策が発表されるというじゃありませんか。月や火星への有人飛行、スペースシャトルの退役も発表になるらしいですよ。出来そうなこと言っておくれよ、もしくは実現してくれ。ケネディは「60年代のうちに人類を月に送ります」と言って実現したじゃないか。火星に行けるのでしょうか。行ってどうなると責めるは野暮というものです。産業原理主義のドグマに一致することがいつでも正義なのではない。なんとなれば、世界は産業だけで出来ているのではないからであります。
なん
ちて
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シャーマン力士高見盛ですが、ちょっと放送禁止の領域に達しつつあります。でも悪気はない。それは、それは知ってはいるけれど。
あー、今夜のNHKスペシャルはスリリングでしたよ。携帯電話用の半導体を扱う会社なんですね。ここでもうわからないですよ半導体って何だっけって考え始めたら。が、話は半導体そのもののことでなくどうやって売ろうかということなのよ。しかも国際競争なんです。陣地の取り合い、えぐり合い。敵陣では業界強者が連合を設立した。帝国誕生だ!ぺんぺん草まで根こそぎだ!一方進んでいた受注作戦は工作員によって転覆される。苦悩する日本企業。血の匂いが満ちた国際プレゼン会場、新システムをアピールだ!そして受注成功!
とまあ、そんな「!」だらけの劇画タッチではなかったのですが、見ていてピリピリ来る話。企業戦士とは殆ど職業軍人なのであります。天下太平でなければいつの世も、侍は戦場にいるものでした。山奥じゃない。この内臓脂肪がたまっていそうなおっさんたちはまことに鬼武者であり、鬼司令官であり、鬼戦略爆撃機なのでした。すげえやなどと感心してる場合でない。わが身を省みればまことに情けなく…などと言い始めれば毎度おなじみ自己嫌悪の九十九折りで浄蓮の滝まで落っこちちまいます。ブレーキ踏んどけ。そして前を見ろ。
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なんとNASAのメカだけは無事に火星に着いたよ!「着陸しました」「フ〜ッ!」「信号が、信号がありません」「オオ〜ッ…」「信号を受信しました!」「ポオォーーッ!!」NASAまっしぐら。100人のマイケル・ジャクソンさんが絶叫したかのような高周波に包まれる、喜びのコントロールセンターであります。文字通 り飛び上がってるわけですね。こういうことするには万も億もの過程があって、1つでも転けたら皆パアなんですと。それを我々はやり遂げましたと。飛び上がっても是とします。NASAいまだ偉大なり。米国のステキな側面 が見えた気がします。
正月に、って今も一応松の内ですけれど、純チャンはやすくに神社に行って度肝なわけですね。やすくに大好きなんです。初詣というのは、私も致しましたけどあれはつまり、何なんだ。詣でるとは何か。詣でに行って境内でブラブラして終わる、そんな人はいませんよ。で、本堂へ上がっていくというと、賽銭箱の前へ立ってそんだけってことはないから、阿呆なので音の出るものは何でも鳴らすし何だか手を合わしたりする。拝んでるわけだ。しかし、何を?私は何を拝むのか?誰を拝むのか。神か仏か。神仏を信じるのか。神仏のおわすことを知って、信じて、契るのか。いやいや、いや〜…。それはどうかな。
私はキリスト者ではないけれど、中高6年もミッションスクールに通ったおかげか根が一神教徒なんだな。こんな時自分がひどく不実な人間であると思うのは。宗教とは信仰という思いと行動であって、信じるか信じないかしかないと考えたりする。特に信じないけど拝むというのは、よろしくないように思えたりする。だから私の不幸は、神に愛されていながら神を見捨てている自分を知っているということにあるのです。だが今はこれしか選択肢がないから、神よ勘弁してくれ。どうですか?こいつぁ春から、オカシナ事を言い始めたでしょう。こんな風に考えている間にも実際は境内で買い食い中のやきそばで口の周りがソースだらけなんだし、確かにあんまり頑固に神秘の問題を考えすぎるといづれ新興宗教に入っちゃうらしいから、まずまず適当に適当に。エッヘヘ。
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どうもよろしくお願いします。何がって正月だもんで、今年も一年、よしなにお願い申し上げる次第であります。ちょっと色味を変えてみました。トップページを直しているとき、更新履歴の一画が未だかつて無いfontストームになっていたのでビックリです。<font>タグの8連発とは、さすがの私でも初めてです。
大晦日からしばらく母の家というところへ行っておりました。そして沢山のみりんを飲みました。紅白歌合戦で一番印象深かったのは伊藤多喜雄。曙サップでは巨塊がマットに沈んでいくという肉、肉、肉の地獄絵図。格闘技に参戦する曙はいろんな人から冷たく無視された。しかし貴乃花だけが壮行会を開いてくれたという。貴乃花はリングサイドで顛末を見届けていた、いい奴だ。
正月ぐらいテレビのやる気が無くてもいいんですが、そのとろけきった番組表さえ漁る私であります。NHKの再放送ドラマ「聖徳太子」。初めて見ましたけどこれは珍品ヒットでした。今から1400年以上昔の話、髪はみづらで耳にはピアス。マスカラをキメた厩戸皇子がシックスセンスを発揮、新羅の武人がボウガンで敵を射落としたりするマッドドラマ。とても面 白かったですよ。皇子は激昂するとベクトルの違う信長みたいなんだ。いやそれは、俳優の演技がだろ。聖徳太子がそうだったかどうかは誰にもわからない。
誰にも分からないと云へば飛鳥時代の遠さを実感しました。平安時代どころじゃない。平安時代のドラマを見ると昔ではあれ同じ日本だと感じますが、飛鳥時代は日本かどうかもわからない。マスカラやボウガンはともかく、この銅(あかがね)の煌めく冠、戦場にひるがえる赤マント、直刀、ラッパ。ズボンにスカート、服の色合い、帯の縞。凶悪な呪(まじない)の儀式。ありとあらゆるデザインと風俗、人の名前までもが全くなじみのない、時代劇とさえ思えない異世界ファンタジーであります。
しかし制作ときたら時代・風俗・建築の各考証には古代史研究者を揃え、総合芸術文化監修は野村万之丞だよ。蘇我馬子は緒方拳さんだよ!いや緒方拳は関係ないけれど、史実を検証しつつ作ったドラマってことですよね。これはホントに日本なのと思えば、いつから日本はこうじゃなくなったのとも思い、自分が伝統だ古典だと思っていた事物の後ろに隠れている見知らぬ 顔に思いをはせるのでありました。なかなかいい顔なんです。一方それでは、伝統とは近い過去の風俗ってことなのかしらん。そして普遍ではないのだ。
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■3ヶ月分ごとに一枚のファイルにまとめてあります。下に行くほど古い日付のものになります。
古い日誌からのリンクには切れているものがあるかもしれません。
■あらすじ:1月…飛鳥時代の謎、Mジャクソン、地獄の戦士=矮小市民の私、牛丼消滅など
2月…恐怖のMacコミュニティ、柳葉敏郎の金髪鬼など
3月…鳥インフル、いかりや死去、えげつない世間、腹筋、歯医者など
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