12月に入ってしばらくは東京も気味が悪いほどあたたかい気候でありましたが、クリスマス頃から急に寒くなり昨日は遂に雪を見るというあんばいであります。3センチほど積もりましたか。雪の中出社をいたし六時間に渡る大掃除を敢行。その後、出社していた連中と居酒屋で鍋を囲み安酒でぬ くもりつつ、本年はこれにて無事満了でございます。腕が痛いですよ。
時空の狭間で大事なファイルをなくしたらしくダメージ大。もしかして間違った方向に送信してしまったのか?だったら更にダメージ大。
再就職等々ではなけれども、訳あって証明写真を撮影してきました。見てオウッと思うまさにマグショット。つまり逮捕時に撮影されたような風合いでございます。微罪で何度も捕まってる顔だね。いえ捕まっていませんけど。
インドネシヤのスマトラ島沖でマグニチュード8.9の地震が発生したという話でして、8.9とはあり得る数字なのかと目を疑っておりますよ。アチェがやられてるらしい。また大津波が発生し泰や印度の海岸に直撃したと、プーケットなど観光地も被害を受け、そこにはクリスマス休暇の欧米人も沢山いたらしいです。刻々と死者数が増えつつあり、現地の映像も入ってくるのは情報ネットワークの為せる業であります。けれどあちらの方ではこういうことも稀なので、津波警報システムが無かったんだとか。
12月26日の役割は、つとめて何事もなかったように登場することであります。26日のトークの間、舞台袖に正月のセットが大急ぎでスタンバイします。ちょっとでも香盤表が見当たりません。脳の隙間に落としました。
寒くて目がさめた。見回すと壁に、人一人通れるくらいの太さを持つ煙突らしきものが取り付けられている。外の冷気がそこから入ってきていた。煙突の直下から私の枕元まで泥の靴跡が続いており、かすかに獣臭い。「やられた…」今年もやられた。あいつだ。だけどなぜ私の家なんだ。ここには子どもなんかいないのに。
気がつけば外が騒がしい。チャイムにドアを開けると中年の男が警察手帳を突き出した。「もしかしてお宅も?」私の顔を見ると刑事は云った。「今年はわからんな、軒並みやられてるよ。米軍は何をしてるんだか…」云いざま白手袋で口元を撫でる。「そんなことを云うのも情けない話だけどね」
テレビでは石原都知事の緊急会見を放送中だ。「今はねえ昔みたいにのんびりした時代じゃないんだ。童話の世界じゃないんだよ。これ見たらわかるでしょう。国が動かなければ都が独自の判断でやりますよ。そのための準備をしているところだ」。平日見かけない顔のアナがNORADのレーダー画像を繰り返し紹介し、コメンテーターは「9.11」という言葉を何度も織り交ぜて解説している。
私はゆううつな気分で座り込んだ。部屋の空気が一層寒い。毛布を引き寄せると、その下から何か光るものが転がり出て来た。…箱だ。安っぽいメタリック・グリーンの包装紙に真っ赤なリボン。いやに軽い。思い切って開けると、中には小さなカードが一枚入っているきりである。Merry
Christmasという金色の草書体。手を振るサンタの絵の下にこんな言葉が書かれていた。
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おおきくなりましたね。おぼえていますか。サンタのおじさんです。 ○○ちゃんへ。サンタのおじさんより |
サンタクロース…。
サンタクロースは誰だったのだろう。子どものことを何でも知っていて、彼らのささやかな願いを叶えてくれる謎の老人。クリスマスとはそんな存在を許してくれる魔法の一夜だった。けれどキリストを信じない者にとって、輝くランプや大きなケーキの魅力だけでクリスマスの魔法を保っておくことは難しい。確かにここは童話の世界ではない。魔法はその力を発しない。そんな世の中でサンタは一体何を運んでいるのだろう。それも私のようにひねくれた大人の元へ。
テレビがアラームを発した。
「速報です。先程ホワイトハウスで緊急記者発表が行われ…米軍がサンタの撃墜を発表…」
「太平洋上にてソリらしきものの残骸を発見したと…映像、映像出ますか?」
「えー、あっ今新しい情報が入りました。先程お伝えしたソリらしき残骸の近くで…」
鼻をすする音にふり返ると、いつの間にか刑事と鑑識が後ろに立って涙を拭っていた。刑事は私の手からサンタのカードを取り、読み始めると一層の勢いで涙を流し始めた。「縦読み…」
昼餉をのみこみながらテレビを付けそれもありましたね的に真珠湾番組を拝見。字幕の「雷撃機」という文字が「電話機」に見えた私のMPはたぶん0。いまさらですけどお許し願えれば、そういえば今、雷撃機ってないですよね。
本日パッと繁華街に立ち寄ると恐るべき人の波であり、百貨店では華美なるもの様々、肉、酒、祭り菓子などが売られてめでたい消費の巷なのですよ。誕生日を、祝ってくれて、ありがとう。プッシュプッシュ。そうじゃない。しかもそれは先代。どうなの。今日と明日とで売ってる物が同じでも構わない。本日ぐらいは「誕生日おめでとう!天ちゃん」と張り紙したっていいのにねや。
録画しておいたNHKの「イラク駐留 アメリカ州兵部隊」を鑑賞。州兵ちゅうのは職業軍人でなく、自主的に登録した市民なんですね。災害発生時に出動するほか、普段は月に一度和気あいあいとトレーニング。腹の出たおっさんもいます。登録するともらえる月々のお手当や奨学金が目的の人もいます。そんな彼らに二年間のイラク行きを命ずる召集令状が届いたから大変だ。
陸軍の基地で特訓を受ける州兵一同。ブルージーなBGMと共に、おっさんたちの不安な腕前が明らかになります。初めて手にする最新型の武器。現場では正規の兵士同様に働かなければならないけれど、出てくるセリフは「もうちょっと若けりゃなぁ」。大丈夫なのか。クェートに着いてみると州兵用には五十年前のボロ車輌しかありません。廃品の鉄板で間に合わせの補強をしてやっとバグダッドに到着です。市民とのトラブル。迫撃砲が着弾。武装勢力と衝突。同郷の仲間が死に、州兵たちにウツが横溢します。
「何のためにここにいるのか」という表現を何度か耳にしました。目的を見失ったのか、成果 が感じられないのか。志願したわけでもなく営むべき日常から離れ、不快で危険な任務をこなしていかねばならない。なぜか。公的にも私的にも、然るべき輝かしい理由が設定されていたはずです。だが、日々の体感がそれにダメ出ししてしまうんだろうな。召集期間がまだ残っています。好奇心というわけではなけれども、彼らのその後を知りたいと思うのであります。
サイト「月夜の散歩者」運営の夜香さんが今月急逝されたと聞きました。
夜香さんには私が初めてサイトの運営を開始した頃何度かご訪問・書き込みを頂き、また某所のオフ会でお会いしたきりであります。そののちは私も怪談サイトを見て回らなくなりましたが、「月夜の散歩者」はつつがなく続いている由耳にしておりました。驚くと共に、誠に残念に思っております。
録画しておいたディスカバリーチャンネルの番組を鑑賞で深夜に至るのであります。「もしもの話」は第二次大戦中の1944年7月20日に焦点を当て、この日に起こったヒトラー暗殺未遂事件を中心に、 チャーチル、ルーズベルト、スターリンらの一日を架空の記録映像&合成写真によって再現した番組でありました。
制作期間三年という映像が見所。俳優にCGの顔を被せ、 そっくり声のセリフと古いフイルム風の効果までのっけたその出来はなかなかグート。 合間合間に少しだけ本物の映像や写真が混じっており、 すると合成映像の真実味も増して見えるという不思議さがあります。
合成とは云え映像の制作は綿密な取材に基づくもの。が、「新しい視点で歴史に忠実な映像を作ることが出来た」と云う制作スタッフの言葉を聞きつつ、 旧共産圏やDPRK関係のいろんな捏造写真などがうっかりオーバーラップしてくるのも確かでして、それはそれで味わい深いのでありました。
米国ではウェッブログに書いた事柄が原因で解雇される人が増加中と云う記事を読みました。企業イメージを損なったとか、社内の警備上重要な事柄を意図無く暴露したとか、そういうことらしいです。同僚の性格に関する描写 が問題になった例もあるとか。さては陰口か。解雇されたのだから良いことを書いたのではないんでしょう。ブログの陰口で解雇とは切なさ半分の話であります。
それで、会社は社員のブログに関する規定を作った方がいいんでないかと云う人もいます。なんですかね。「本社との雇用契約期間中は同僚の悪口をブログに書くことを禁ず」とかいう決まりを作れちゅうことなんですかね。それも切ねえや。こういう日記みたいなもので職場の悪口禁止になったら、書く人も読む人も激減しそうです。
そんなようなことはインタネットでなく、ノートに鉛筆で書いておけというのでしょうか。が、ひとたびウェッブ日記をつけたからにゃ、それでは満足できますまい。完全に正体を隠し内容も特定できないようにする。それもつまらんのだと想像します。微妙に正体の知れた半匿名で、見ず知らずの人が通 るウェッブ上に同僚の悪口を書いてしまう。これが書く人に抜群のカタルシスを得さしめるのではあるまいか。そいで、かなり特定できそうな暴露話の過去ログには「自己責任でしょ?助けなくて良いよ」とかあったりしたら、ああ何と人生は切ないのでありましょうか。
■「ブログで会社をクビに - 米国で解雇例が続出」 私も気を付けますです。
今日MTVでなぜだかThe Cure特集が放送されました。1980年代からいる英国のバンドです。まだ二十世紀で私にヒナ毛が生えていた頃、級友にロンドン帰りの少女がいて彼らのアルバムを貸してくれたものです。カセットテープに録音してありました。「悪くない…」と私は思い、しかしアルバムは結局買いませんでした。そんなこともあって私におけるThe Cureは前世紀の思い出を喚起する「懐かしい」事物の一つと云うことなのです。音楽番組を見て懐かしいと云うなど何たる不幸でありましょうか。
特集プログラムではトリビュートライヴの模様も放映され、彫り物だらけのゴツイ腕をした連中がカヴァー曲を披露してはThe Cureに讃辞と感謝を贈るのであります。またゴチックないでたちの若い客が古い曲を一緒に歌っています。然るべき後に御本尊の演奏があって、変わらぬ 歌声を聞き、何も変わっていないようで、それでいて生き生きとした懐かし感皆無の佇まいを目にすると感銘が湧いて参ります。「うむ美しいな」と私は思ったのですけど、やっぱり彼らのアルバムを買わないような気がします。
【素朴な疑問】
ニュース映像でよく見るんだけど、裁判所から出てきた人が「不当判決」「勝訴」などと書かれた紙を出すと、忽ち横合いからもの凄い勢いでひったくられているのはなぜなのか。
自分の意志とは無関係に「今日は何曜日だっけ?」と口が動いてしまう死病に取りつかれた私は、民間療法に従って家の中にカレンダーをかけてみることにした。職場には絶えることなくカレンダーがある。けれど自分用のものを買うのは実に久方ぶりです。今も視界の片隅に「1999」とその他の数字を印刷した何かの紙が見えるような気がするのですが恐らく幻覚でしょう。
「2005 セキセイインコカレンダー 完売いたしました。入荷の予定はありません」
ああさうですか、さうですか。私はパソコンを仕舞って街の通りに出かけカレンダーを売る店に立ち寄りました。もうここでいいや。それにしても日付と曜日以外に付加されるべきカレンダーの要素とは何であらうか。 「千里の道も一歩から」。鎧の写真や伝統的な鶴の絵。それらから漂う脱力感と緩慢な死の匂い、これもまた幻覚なのであります。
私は古いポスターの図案を使った一本を求めて帰ると「1999」の紙を顔を背けつつ引き剥がしました。1999が確かに存在したことを取っておきたい気がしていた。終末への期待と新たな始まりへの希望、そして何も起こらなかったことの証明。とか云っちゃって。不精者は言い訳機能が発達します。
あと一カ年ほど苛区にJ官兄貴たちが供給されるという取り決めになりました。目を閉じて何も見えず、目を開ければ昴ならぬ 節穴が。寒さで脳の色も悪くなった。J隊がそもそも何をしに苛区に行っていたのかわからなくなりました。
聴きたいと思っておったCD一枚だに買いに参れずあま損頼みを思うこの頃。
訃報あり。米国のライブハウスにて乱射事件が発生、DAMAGEPLANというバンドのギタリストと客二名、警備についていたクルー一名が殺害された由。犯人は警官が射殺。動機も何もわからない。絶句。死んだギタリストは以前にPANTERAってバンドにいたのですよ。なかなかカッコ良いバンドだった。が、よく考えてみると、ちゃんと聴いたことはなかったかもしれない。
1980年代に存在した慈善企画「バンドエイド」。絆創膏ではなくバンド援助を意味し、英国のポップスターが数多集ってアフリカの困窮を救わんと歌を吹き込み、その売上を寄付しただか何だかであります。二十年近く経ってバンド援助が復活。今回の目的はやはりアフリカの、スーダンのダルフール戦乱被害者を救援しようということのようです。歌は前と同じ「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」を使い回しで、というといくぶん聞こえが悪いのでありますね。
もちろん慈善なので、非難はがうがうであります。慈善すなわち偽善であると。何やらきもいと。またイスラームを奉じるスーダンの民に対しイッツクリスマスとは何事か。「そしてこのクリスマスの時間アフリカに雪がない」(Googleの『このページを訳すBETA』による)という歌詞は何事か、アフリカにそりゃ雪はねえよ。曲は最低だからCDを買って慈善に協力したらみんなでCD割ろうぜとか。もう散々です。哀れなりバンド援助。が、偽善であろうがお金が集まって真実役に立つなら、それでええのかもしれません。
携帯電話の普及により、一人なのにブツブツ言ったり笑ったり、時に怒鳴ったりしながら歩いてくる人が珍しくなくなりました。でもよく見るとたまにハンズフリーがいる。ヘッドセットも無論ない。
キリスト教文化圏の理解に役立つやも知れぬと以前に買い求めた英語版の聖書が、その厚みと重さをもっていろいろと役立っております。いや読めよ。
この聖書は表紙に「with the Apocrypha」とございます。旧約聖書に「続編」が付いちょるよという意味であります。 聖書によって続編が付いていたり付いていなかったりしますが、付いている方が「20g増量中」的お得感があります。
with the Apocrypha。何だかちょっといい字面です。
ブッシュドクトリン with the Apocrypha。
ブッシュ大統領一般教書演説 with the Apocrypha。
「このページはGoogleで1969年12月31日23:59:59GMTに保存されたキャッシュです。」という画面 が出てきて時空旅行。
クリスマスの贈り物をもらえるなら連休が欲しいんだよ。三日ほど連休くれ。サンタクロースも9.11以降実地に赴いてのプレゼント希望、および対象者の素行調査をしなくなったということなので、私は電子メールで希望を伝えたのであります。するとこんな返事をいただきました。
Subject: Re:プレゼント
平素よりサンタクロース(R)をお引き立ていただきまして誠にありがとうございます。
今回ご応募いただきましたクリスマスプレゼントですが、誠に残念ながら、サンタクロース事務局規則によりクリスマスプレゼント無償配布の対象年齢は十五歳以下に限らせていただいておりますため、受付が出来ませんでした。勝手ながらご了承いただきますようお願いいたします。詳しくは当方のHPより「ご利用規則」「よくあるご質問と答え」あたりをごらん下さい。
なおサンタクロース(R)では十五歳以上の方向けに有償プレゼントのご予約も承っております。成人向け商品も充実しておりますので、この機会に是非ご検討下さい。
えええええー。
以上妄想でした。
毎年「もう十二月か」と嘆息するのはどうかと思いつつもう十二月か。
ANAの飛行機が踊り出すCMが好きです。本日十二月いっぴから羽田空港に新たなターミナルが出来るのでよろしくね、という宣伝だったと思います。飛行機に対しては大きければ大きいほど好感度が増します。これは謎です。大型の飛行機には旅客機や輸送機の他爆撃機も含まれますが、任務の如何に関わらず好ましく思われるのが一層謎です。
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よん様が来て成田空港は阿鼻叫喚。阿鼻はアビーチの音訳で八大地獄の一つ。そんなんじゃ困ります。もっとええ四字熟語でお願いします。要人往来、無事着陸。満場一致無我夢中。前後不覚極楽浄土、悪人正機、変成男子。気が付けば野郎だらけの涅槃と化した成田空港の到着ロビーによん様が降り立つのだった。アビーチ。
スッカリ知らなかったのですが、米軍がファッルージャでメタリカを激しく流しているとの由。軍用車輌のスピーカーから。それが攻撃らしいんです。いわく、アラビヤにはそうした類の音楽がないので武装勢力の心理面 に及ぼす影響があると、つまり嫌がらせでありますね。武装勢力に効くんなら他の市民にも嫌がられてるでしょうよ。戦闘時もBGMのように曲をかけるんでしょうか?「One」(映画『ジョニーは戦場へ行った』を元にした内容の曲)が流れたら厭だな。
関連記事のリンク先には89年にも、パナマのノリエガ将軍を投降させるためガンズ&ローゼスを激しく流したという逸話が書かれており、これはちょっと笑える話だった。いや笑えないか。アビーチでございます。
にいなめ祭のプロレタリア的解釈がすなわち勤労感謝の日である、とはウソですが、近ごろ身辺に聞こえますのは塩っぱい話ばかり。勤務時間が異常拡大。人員補充無し。昇給無し。勤労感謝無し。「おいらはどうなっちゃうんでしょうねぇ」「仕事をやめっちまいたいねぇ」「やめたら困るよねぇ」。どこも似たような事情です。我々無産階級はセメント樽に悲しい手紙だけ残し、消えていくさだめなんでしょうか。無産階級って凄い字面 の特殊用語だけど、言い得て妙ちきりん。
そんで十一月二十三日というのは「いい兄さんの日」や「天ぷらの日」でもあるそうな。見回してみりゃ悪い兄さんばかりだしなぁ。せめて天ぷらでもいただいとくんだった。
[妄想補完録]
「森が動き出す時までは、おまへさんが滅びることはなかろうよ」
「俺が国は沙漠、何処に森なんぞ有るものか。そんなら俺はどうやら、未来永劫安泰とみえる。ゆかいゆかい」
「むふむふふ」
「アアハハハ」
「どぅえへへへ」
そのように隆盛を誇ったバビロニヤの王がはかなくも平らげられてのち、森の模様の服を着た日本人がいっぱいやって来たということです。そして水を出しました。来月半ばで居留期限が切れるようで、翌年には森林警備隊もオランダに帰ると聞きます。その後どうなるか気がかりなところです。
ずわい蟹が二匹で四百円だった。甲羅の大きさは子どものコブシ大。
CDなどを買いに行く時間がないですよ。JELLO BIAFRA & THE MELVINS聴きたいであります。
オルタナチブ・テンタクルズのサイトで二曲試聴できるです。現在上から三番目に有り。
麒麟の発泡酒「やわらか」のCMには黄色いセキセイインコが出てくるので最高。「やわらか」というひらがなの商品名と少しふくらんでアンチエイリアスがかかったインコの輪郭がえもいわれぬ 映りの良さだ。セキセイインコと発泡酒はカジュアルな涅槃であるというわけだ。いやこの際発泡酒だとかはどうでもいい。十五秒間インコだけを大写 しで、全く脈絡のない訴求をしてくれたって良いと思う。
さう考えてみるとセキセイインコの効きとアルコールの効きは似ているかもしれない。アルコールはダウナーだと云われるが、緊張感や慎重さのリミッターを外す作用があるため人をハイにもする。インコマニヤもインコの羽毛に鼻を埋めながら、永遠の停止と高揚を共に味わっている。セキセイインコは中枢神経に作用するのかもしれない。それは破壊と創造の終わらない舞踊だ。
ゴールデンタイムに在宅というレア・ケースにつき「もののけ姫」の後半2/3ぐらい見られました。面 白いな。描画も注意深くなされていて、様式美の中にリアルな動きが程良く混じり、幻想的な世界観に真実味を与えているかのようなのです。見終えたあとにもこの物語は何なのか?と想像をたくましくさせるところがあります。
宮崎はやおの映画は「もののけ姫」2/3の他「風の谷のナウシカ」ぐらいしか見たことねえですが、両者にはちっと見た目上の相似がございます。でっかくて奇妙なものが出てくる。大人の女性は母でも妻でも恋人でもなく、自然と対峙する野心的な指導者である。しかし、物語におけるそれぞれの役割は二つの映画で異なっておるのです。
もののけ姫の主人公は最後に、文字通り巨大だった母の存在を失い、全ては元のままでなくなっています。たぶん神も前のようには出てこなくなるんでしょう。それは喪失なんだけど解放でもあるような気がする。ところで人間と対立する森の物の怪は何だったんだろう。人間と森の対決ではなく、人間と森の物の怪の対決ちゅうところがポイントっぽい。自然と人間とは全く異なるものでもなく、森は人間と対決する必要を持たない。森にイデオロギーはない。言葉を話し意志を持ち、人間を憎悪する存在とはやはり、人間であったのかなぁとも思われたり。
ボジョレーなら何ヶ月か前に飲んだよ。2001年のだけど。
黒海の日本語上達速度は常識の範囲外。
「かつてアフリカでは、二種類の人類が共存していた」
出てきたCGは片方がガッツ、もう片方が勝俣。
勝俣の方が先に絶滅した。
白人男性が三人並ぶとだいたいビースティーボーイズに見える私は恐らくオタンコナス。
アラファト議長が…という疑惑が満ちております。欧州の小さな国ルクセンブルクの首相が「議長は十五分前に亡くなられた」というリアルなコメントをしたことから「死んだ」「死んでません」の応酬に。元気でないことは確からしい、議長七十五歳。苛烈な人生にもかかわらずつい先頃まではカクシャクとしていたのであります。それが先月末にわかにあやしくなり、重篤ではないなどと云われつつもフランスの病院に運ばれる別 人のようなジャージ姿が、何やら好々爺を通り越した弱々しさで投げキッスなどするに及んで、事態はどうやら容易ならぬ と察しがつくのでありました。
休日。英国のプロダクションが作ったアフガニスタンのドキュメンタリーをBSで鑑賞。タリバンが壊したバーミヤンの大仏、その脇は崖を掘り抜いて作った石窟寺院になっており、そこに家のない人々が住んでいます。そういう一家の日常を撮った作品でした。あり合わせの衣類を着て薄い毛布を引っ被り、土の上に寝ています。動くとすごい土ぼこり。貧乏です。子の手にはちりめんのようにしわが寄っていて、大人の顔は日干し煉瓦のように焼けて硬くなっています。冷たく乾燥した大気がもたらす鮮やかな風景があり、乾いた土地の中で子らの笑顔だけが瑞々しく映えています。
哀Macのメモリを増設。自らMacのフタを開けるのは初めての経験であります。中にはミニチュアの街のような設備があって、私にはわからない無数の数字を書き付けてあり、微細で清潔な物事が整然と配置されているのでした。魅入られるような風景です。それらが私の汚部屋の空気にさらされ、謎の罪悪感が湧いてきます。そしてその小さく美しい世界を眺めている時、アフガンのことは空の彼方にぼやけているのでした。
うんかの日。米国大統領選挙は前回のフロリダ地獄に続くオハイオ底なし沼かと思われたものの、ケリーがブッチュにテレホンをいたし「参りました」と云ったことでどうやら決着であります。マイケル・ムーアを始めとする人々の尽力も空しくブッチュがどうやら再選に。
事前の関連番組にて、イラク戦争で息子を亡くした母親にどちらを支持するか聞いたところ「ブッチュ」との答えであったそうです。息子を戦場に連れて行ったのはブッチュだけどブッチュはその戦場に意義を与えた人でもある。ブッチュを否定すれば戦争も戦死者も意義を失い、無意味な事柄に変わってしまうのではないか。そういう恐れがある。息子の死に意味を持たせ続けるためにブッチュを支持するということなんですかね。
ベトナム戦争でもイラク戦争でも、あの戦争に大義など無い、米国のしたことは虐殺だったんだ等と云われれば、遺族も兵士も不愉快でありましょう。自分の存在を否定されたような気になるかも。では例えば太平洋戦争に関連して、日本人の中にもそういう気分が、あるところにはあるんだろうと暫し考えたことであります。
米国大統領選挙だ。何だか複雑なシステムで、州ごとの選挙人を多く取った方が勝ちなんでしたっけ。前回票の集計で大揉めだったから今度はタッチパネル式の電子投票にしたんだとか、そこにスーパーハッカーが侵入しうるんでないかとか、この度も揉めそな要素がそれなりに。
有線テレビで見る米国の局にはかつての民主党トップ候補、ハワード・ディーン氏などが出ています。支持集会での熱い煽り演説に続く「ホワイトハウスを奪還しようぜ、へぅあ〜」というシャウト一発で全てを失った男です。いっときはこの「へぅあ〜」をサンプリングした悲惨な音楽ファイルがネット上に溢れ、全米の玩具になったディーン元候補。
へぅあ〜リミックスがもう一度聞きたくなって探してみたのですが、全体に編集が荒くてそんなに面 白いものはありませんでした。日本での宗男や田代などの事例を思い出すにつけ、こういう作業は日本人の方が数段うまいんだなぁと変な感心をしてみたり。
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遺体発見のニュースのあと、BSで情報戦争を主題の番組が始まりましたよ。アルカイダと米国の情報戦略についてそれぞれ紹介していました。アルカイダは積極的にビデオを作りCDに焼いてイスラム圏に流している。内容はビン・ラデン演説とか密着夜間戦闘などハードコアなものばかりですが、意外なことにポップミュージックもあります。「デジハード」という音楽ビデオが流れました。デジタル&ジハードでデジハード。
どういうものかというと黒覆面に野戦服の男が大きな身振りで攻撃的なライムをぶっかますというアラビヤンヒップホップなんですよ。アラビヤの伝統音楽とラガマフィンが合体したようなちょっといなたい曲調ながら「俺たちに従わないとこうなるぜ」と燃える貿易センタービルが写 ったりして、ギャングスタどころか非常にガチなテロリスタ・ラップになっております。演説中のブッチュ大統領の顔が犬に変わるなど特殊効果 ももりだくさんでした。
こうして手作りCDとインタネットでちみちみ広がるアルカイダ・プロダクションに対し、米国の情報ショービズネスは大量 &コントロールという感じ。百億円かけて中東にテレビ局を作ったそうで、米国視点米国チョイスのニュースを見てもらったり米国に親しみを持ってもらったりしたいらしく、張り切っています。
今月中にやるべきことが未だ終わらずハロウイーンを迎えてしまった。無念だ。ハッピーハロウイーンなどと云って南瓜の飾り物を出す店もある。ハロウイーンはハッピーなものなんですかね。ある米国の人が大きな南瓜にそれぞれブッチュとケリーの顔を彫ったところ、ブッチュの南瓜だけがすごい勢いで腐り出したらしいのですよ。まあ、ちょっといい話ですね。
攫われた旅行者の遺体が確認できたというような報道であります。この犯人どもを今すぐ裏返しにしてわたをぶち撒いてやりたいなどとへっぴり腰で思うのは、私の中にある「誰を仲間と認識するかの判断マニュアル」に「日本人」という漠然とした記述が恐らくあるからで、仲間を害されれば面 白くないこと甚だしい、という反応が呼び出されているせいであろうと思うのです。ややこしいな。それは憤慨というんだよ。
三年前の九月十一日にバカでも無謀でもない何人かの日本人が勤め先のビルや飛行機の機中で殺害され、そのとき列島は悲憤に包まれオサーマ・ビン・ラデン討つべしとの論調が巻き起こった記憶はありません。今回はなおさら、被害者がどれ程阿呆であったかで会話が弾むくらいかも。悲憤せよとも申す立場にありません。だけど可哀相だな。平時の、平和な土地でなら無害な人物として珍道中を堪能できただろうに。悪い判断をした。
奇妙な旅行者の例は過去に無かったわけではない、どなたかとっくに引き合いに出されたでしょうけど確か二年半くらい前。イスラエル軍の侵攻作戦まっただ中のベツレヘムに忽然と日本人カップルが現れて報道カメラマンの一団に保護されるというニュースがございました。弾痕だらけの建物、無人の街路の異様さに彼らは気がつかなかった。ガイドブックに夢中だったから。長期の旅行中で新聞テレビを見てないため、当地の情勢も知らなかった。さう云う話でしたっけ。
「ニュースつけて!救出救出!」と云いながら職場に入ってきた人あり、崖崩れに埋まった車から乗っていた一家が運び出される様子を見たのであります。報じる記事によれば生存していた二歳の男の子は「車と岩の間に立っていた」ところを発見されたとかで、まるでその様子が想像できません。岩の間に閉じこめられて四日間。こういうのを奇跡の生還というのかも。
一方遠く外国で囚われた方もあります。イラクにふらりと旅行した日本の青年は悪い相手に捕まったようです。攫ったのはザルカウィという人物の指揮下にある組織とされ、先の人質事件で日本人を拘束していた連中とは性格を違える点で懸念されています。メンバーは外国人中心でイスラム教徒をさえ害する武装カルトなのです。地元の法学者や部族長の執り成しが効く人たちなのかどうかわかりません。奇跡の生還が起きるといいです。
深刻な状況下、外務省また本人のご家族といったコアな当事者の云う言葉にはいちいちそれぞれの立場による理があると感ぜられます。ではコアじゃない、ごく薄い当事者の云うことにはどういう理がありましょうか。日本人の関わる大事件が外国で発生した場合は殊更「日本」という国籍への意識が刺激されるのか、一億総当事者の気分が薄かれ濃かれ横溢する。それは同じ国籍で認識される仲間、身内についてあれこれするという理なのかもしれません。近しく思えば云うことも遠慮がなくなり、感情も抑えが効きにくくなる。そういう物言いが沢山出るのでしょう。
緊急の際そんなことはどうでもいいとか、後回しだとか、我慢しなさいと云われる事物はいろいろあります。 が、緊急の際でもどうでもよくない必須の物事がない。これはえらいことです。
水がない。めしがない。雪隠がない。
道がない。町がない。家がない。
どうしたらいいのだ。東京などに住んでいたら七倍増しの明日は我が身の光景であります。外傷に血小板が集まってくるように、被災地にものすごい勢いで人と物が集まる復旧システム、というタイトルだけの白紙アイデアをむなしく両手でもみしだくも。
NHK新潟支局の揺れるフレームの中で「今また強い揺れを感じます」とアナが伝え始め、ややあって「おさまってまいりました」と言うか言わないかのうちにこちらが揺れ始めた。地震が伝わってきたのであります。被災地はいかに。
聞いた話だと「ベトコンラーメン」は全国にあり、ベトコンとはベストコンディションの略であるという。ベストコンディション、という重要な訴求ポイントが果 たして「ベトコン」という字面から伝わるであろうか。「ベトコン」で人はまず何を想起するであろうか。ゲンコツや利尻産昆布はホーチミンルートでやって来るのであろうか。店の裏で太極拳をする老人はもしや御本尊ではなかろうか。真っ赤な丼のスープを飲み干すと、底には一つの黄色い★がありはしないだろうか。ベトコンってのは、なるほど米軍チックな表現かもしれない。店内にも三角形の笠を被ったつり目のドクロを描いた絵、「POW」「MIA」等の文字が踊るポスター、つばめの刺青、兎の足、おまけに商標はB52のシルエットではなかろうか。「これじゃ北爆ラーメンだよ」と声がする。そのとおりだ。昭和は遠くに、NAMもまた。
確かに、私は喫煙にも良いところがあるのではないかと未練がましく考えております。喫煙は身体機能にダメージを与える、これは本当でありましょうし、よって悪であるという道徳上の断罪に繋がるのもむべなるかなです。それにしてもなお、私が今まで燃やしては吸い込んできた数々の莨には、その時々に燃やされるべき理由があったので、無駄 に消費されたとばかりは云えないのではないか。今まで費やしてきた代金にしても必要なものに払ったのであって無駄 とばかりは云えないのではないか。莨と過ごしたあんな時こんな場面。すべてをいかがわしい悪の所行に変えてしまって良いのだろうか。そりゃさびしい。とまあ、こんなあんばいなのです。
だけどナニだ。周囲にいた煙嫌いの方々には迷惑をかけた。こればっかりは確実に悪と云えるかもしれません。すいませんでした。
喫煙がやめられない。二日やめて一日吸い、一日空けて二日吸い。吸う場合本数は一日五〜十本。数字だけ見れば私は劇的な減煙に成功したのだったが、やめられない。「『禁煙』とは吸いたいのに我慢すること。『煙草をやめた』と思えればもうあなたは煙草要らない。欲しくない。禁断症状もない」などと説く方もいる。左様私は煙草をやめる気がないのかもしれない、少なくとも未練満々だ。吸っても居られずやめても居れない、生まれてすみません。まったく因果 なのであります。
さて減煙による感覚の恢復に伴い、今までなら思いもよらなかった事に気がついたりいたします。あれですね。全席禁煙のカヘーや飯屋はもっとあってしかるべきでしょうね。駅毎にドトールはあるが、スターバックスももっと増えたらいい。めしを頂いているときに隣で喫煙がおっ始まるというのは、これは本当に信じがたい事態なのであり、筆舌に尽くしがたい、壮絶極まることなのであります。
[散歩の収穫]
ベトコンラーメン
どさんこ
という名の店(の残骸)を見た。何年も何年も前につぶれたようだった。
蹴球W杯予選が挙行されており、日本代表は一次予選を勝ち抜けることが決定いたしました。日本のことは先づ以て、気がかりな国がもう一つ。それはカザフスタン。カザフスタンは今、なぜか欧州枠にいます。並み居るスタンの群れをアジアに残し、一人欧州枠に移っていったのです。一体どうしてそんな決断をしたのかわからんのですけど、最激戦区と云われる欧州でカザフがどれだけの首級を上げることが出来るか興味が尽きないところであります。
欧州では今回、51の参加国が14の出場枠を巡って争っています。参加国は8つの組に分けられ、組ごとに総当たり戦を行った結果 最低でも二位内に入らなければ出場の目がありません。カザフは第二組で他には、
◆デンマーク(強豪)
◆トルコ (強豪)
◆ギリシャ (強豪)
◆ウクライナ(強豪)
◆グルジア (長寿)
◆アルバニア(人口310万)
という面子になっておりますね。これは大変そうです。さあ、どうなっているのでしょう。
◇第一戦:9/8(ホーム)vsウクライナ 1-2 負け
◇第二戦:10/9(アウェー)vsトルコ 0-4 負け
◇第三戦:10/13(ホーム)vsアルバニア 0-1 負け
うっわー。[続く]
京都議定書について書かれたものを読んでおりましたが、かう云う条約みたいなものの発効てのは何やらオカルチックなのです。議定書は採択によってこの世に存在を始めるけれど、発効するためには二つの条件を満たさねばならない。いわく55以上の国が批准すること。および批准した先進国の二酸化炭素総排出量 が、1990年の総排出量の55%以上に達すること。これらがクリヤされればその九十日後に議定書が発効するそうであります。
「われこの門に護りの獅子二頭を置く。なんじ獅子を満腹させるべし」
「第一の獅子は五十と五人の王の血を欲せり」
「第二の獅子は大いなる山々よりいづる雲、五十と五つを求めたり」
「これを以て九十日九十夜ののち、かの書はひらかれん」
なんかそんな感じ。55/55というシンメトリーもなにゆえなのか、眉のない双子の美少女を見るような、不思議な戦慄が走ります。
チンギス・ハンの霊廟を特定!というニュースもグッと来たけれど、中国伝説上最初の王朝と云われる夏王朝の遺跡が発掘されたというニュースもまた微妙にアツいです。河南省というとこだそうですよ。中国史上、存在が確定している最古の王朝は殷(BC1600頃〜)だってことで、殷の青銅器はやたら極悪なデザインで格好いい、まぁ極悪はさておき細工も高度で「これの前」はあった風。夏王朝にも極悪を期待しつつちっとわくわく。北京原人掘り尽くし計画もあるらしく、何かと過去の発掘に熱心な中国であります。
伝説といえばイラクの大量破壊兵器は都市伝説だったことをようやく米政府が認めたという話もございました。この海の彼方、家々の瓦までも大量 破壊兵器で出来た国がある。そんなジパング伝説も幻と消えました。砂漠に戦闘機を埋めて隠したという実績があるのだから、大量 破壊兵器もどこかに埋められているに違いない。本当はある。たぶんある。だが我々はそれをロマンのまま残すことにした。というかサッダーム・フセインそのものが大量 破壊兵器だったのだ。我々はそれを見つけだして手中にした。彼のレジームを破壊した。ミッションコンプリート、どこに文句のつけようがありますか皆さん。
ぐらいのだだはこねて欲しかった。「やっぱありませんでした」じゃ済まない話だしなぁ。
おぅえー。どうも久しぶりに風邪ひいたようです。バカは風邪ひかないという大前提が転覆。困るよ。これじゃ困るんだよ。一本の線がモデムとらくだを、モデムと哀Macを、らくだと哀Macをかわりべんたんに繋いでまわり、何やら落ち着きのない毎日であります。野望はあるのですがさっぱりはかがいきません。懊悩。これじゃ困るんだよ。
懊悩の狭間の息抜きには、哀Macに元々入っていたソフトで「ガレージバンド」というのがございます。各種楽器の音色が用意してあって、それを自分で案配して楽曲のようなものが作れるんですよ。自分で出来なくてもループのライブラリを継いで遊べます。そしてダメな曲ができます。夜中にやると笑いが止まりません。
五年ぶりにやる気を出した結果、哀Macが我が巣窟にやってきた。いろんな事情で旧G3(らくだ色)と枕を並べた二頭体制になり、後ろの線を抜いたり挿したりつなぎ替えたりでおおわらわです。何故だか文字も化けまくっているし謎だらけのOSXライフがスタート。この日誌はらくだからアップしております。
哀MacはHDDの容量もえらいでかいし、珍奇な新機能も各種搭載されていて、まるで2Kのアパートからウィンチェスター屋敷(そこなのか)に引っ越したよう。座したまま自宅で迷子になり続けるというシュールな話ですよ。本体は杏仁豆腐のようなやや透明感のある白色。スリープするとその白色のボデーを透かして、呼吸のようにランプが明滅する。カメノコハムシのようなマウスもイカス。とても美しい機械です。
準備されているスクリーンセーバーも素晴らしく美しいのですが、一つ変なのがあるんです。computer nameというのを選ぶと真っ黒な背景に金属光沢のある林檎マークがあり、登録した自分の名前が漢字のフルネームで「***のコンピュータ」とでかく表示されます。何か悪意のある菌や木馬が発動した瞬間のようです。もしくは、カルトそのものです。
ニコレットを噛んでいる
一日に一回か二回、誰も見ていないときに
ニコレットをそっと噛む
ゆっくり噛みしめる
やさしいニコレット
乱暴なことをしないニコレット
悲鳴を上げないニコレット
だけど私が欲しいのは
やっぱり
君じゃない
君じゃない
君じゃない
あ"−何の話だ。何の話なんだ。
散歩とは歩くだけでトランスでした。十月の雨の日は寒過ぎなくて素晴らしい。人間が住んでいる家、捨てられた家。生きているのか死んでいるのか判然としない古い種のような家。かつて美しかったもの。朽ちて美しくなったもの。秩序の破綻した配管と茂る植物の群れ。ほうろう引きの壊れたもの、色の褪せた紙の名残。私の知らない何かの機械。すべて現れては去っていく、私も同じように。
路肩の溝に溜まった雨水の中にざくろがはじけているのを見ました。上の木から落ちてきたようでした。私も人知れず、地面 に落ちて腐りたい。黒くしぼんで、芽を出したい。ああああ、生き物とは。生まれてそして死んでしまう。
高円寺でフォーというベトナム式のうどんを食べていたんです。緑が散っていて何種類ものいい匂いがする。ナッツのようなものも入ってる。そしてムチムチした麺が脳にあやしい律動を呼ぶ。肉もムチムチ。やがてニヤニヤ。耽溺そして一行目へ。
彼の本名は鈴木一朗で、どこといっておかしなところのない名前なんですけど、イチロー外野手と云われると何となく妙な字面 と響きじゃありませんか。外野手の一朗が大リーグ年間安打記録を更新してニュースに。立派であります。 一朗、そして私、この両者は国籍が同じで遺伝的にも多少近い生き物であるということの他、これといって共通点がありません。他人である一朗の成績を素晴らしく、またうれしく誇らしく思えるのが少し不思議でもあります。 自分と同じ共同体に属する誰かの出来がいいって事は、自分も出来のいい要素を持ってるんじゃないかと思いたくなるお相伴システムなのか。 「我が事のようにうれしい」とは実際我が事としてうれしいってことなのかもしれんですね。
米国のハーバード大学で開催された「イグノーベル賞」なるものの授賞式典で、カラオケ発明者という井上大佑氏(64、会社経営者)にイグノーベル平和賞が贈られた。イグと付くところがポイントで、ノーベルもどきのパロディ賞であるとかや。「人々を笑わせかつ考えさせた」研究に対し与えられるんだそうだよ。井上氏の受賞は「カラオケの発明により世界の人々をして我慢しあうことを学ばせた」との理由から。
実のところ日本人が相当数受賞している。二つの例を挙げよう。
■1994年・物理学賞 受賞者:気象庁
「地震はナマズが尾を振ることで起きるという説の検証」という七年間に渡る研究に対して
■2003年・化学賞 受賞者:廣瀬幸雄(金沢大学教授)
「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」- 兼六園内にある日本武尊の銅像にハトが寄りつかないことをヒントに、カラスよけの合金を開発した
すばらしいなぁ。特に二番目のは、興味の発生から分析を経て応用に至る流れが美しいと思いませんか。しかも日本武尊ってとこが何だか最高。日本武尊にハトが寄りつかないなんて。
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■3ヶ月分ごとに一枚のファイルにまとめてあります。下に行くほど古い日付のものになります。
古い日誌からのリンクには切れているものがあるかもしれません。
■あらすじ:10月…喫煙が止められない、ベトコンラーメン、旅行者攫われるなど
11月…米国大統領選挙、阿呆メモ、ヘビーメタル攻撃など
12月…バンド援助、カレンダーを買おう、州兵おっさん部隊、最後のクリスマス他
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